Oculus Link + Vive Tracker でフルトラッキングをしているのだけど、暫く動くと、どうにもトラッキングが安定しない、、という事態になって困ってました。

Viveのドキュメントとかを色々みて、部屋の状態を変えたらトラッキングに関してそれなりの改善があったので、メモしておきます。


ベースステーション側の調整

公式ドキュメントにもある通り、

  • 高い場所
  • 下向き角度30-45度

を忠実に守ることが大事でした。

特に高いところは、180cmぐらいで大丈夫?と妥協してましたが、200cm以上の方が安定度が上がった気がします。

下向き角度は、特に狭めのプレイエリアの場合は、30度ではなく、45度の方が圧倒的に安定しました。
(ちなみにうちのプレイエリアは、2m x 2m)

部屋の照明調整

公式ドキュメントにもある通り、明るすぎるのはベースステーションを妨げるようです。

うちは、ベースステーションの近くにもろにシーリングライトがあったので、Trackerを使うときは、照明を最低まで落としました。

これにより、付近のベーススステーションでのトラッキング安定度がぐんと上がりました。

ただ、うちはOculus Questで、Questのトラッキングはある程度の明るさがないとダメなようで、QuestとVive Trackerの両方のご機嫌を伺う必要があって、ちょっとめんどくさかった。

あとリモコンで照明を操作する場合、ベースステーション起動前にやらないと、ベースステーション の赤外線でリモコン干渉が発生して調整できなくなるので、照明調整した後にベースステーション をONにすること。

部屋の雑多なモノ片付け

特定の角度を向くと異様に安定しない、、と思ったら、特定の場所に赤外線を吸収したり反射するものがあったりしました。

たとえば、ルンバのお家とか。

こういうモノを片付けたら、くるくる回っても大丈夫に❗️

番外編:Oculus Quest の コントローラーのトラッキングが不安定

異様に左右の腕のトラッキングの反応が悪くなる(というかロストする)ことがある。

見分け方は、BeatSaberで適当な曲をプレイして、判定がすっぽ抜けたら大体それ。

原因は二つあるようだ。

  • Oculus Quest 自体が不安定
    • 対処方法は、Oculus Quest自体の再起動。なんで起きてるのかは知らない。
  • ストラップを手首に通さずに垂れ下げてる
    • 腕を動かしてぶんぶんなったときに、光学式トラッキングを遮ってロストにつながっているっぽい。モノグサでもストラップ通してプレイしよう。もしくはストラップ自体を外そう。

次の課題

トラッキングは安定したものの、実はSteam VRがめっちゃ不安定。 10分ぐらいでハングしたりとかも起きていて悩み中。。

Oculus側のVRChat は安定してるので、ダメそうなときはトラッキングをすててそっちで入っているけど、SteamVR安定させたいなぁー。

Previous Post Next Post

Vive Tracker のトラッキング安定化のためにやった3つのこと